Together Tommorow 明日に向かってご一緒に、夢・努力・感謝、そして一歩前へ

ご挨拶

銀座ナインエントランス

■ SCの特徴とコンセプト ― 銀座のサンゴ ―

 当「 銀座ナインSC 」は、銀座の南の玄関口として新橋と隣接し、両者を取り繋ぐ役目を担っています。その立地的雰囲気を、作家椎名誠は、著書「 銀座のカラス 」の冒頭で次の様に描写しています。

『 銀座八丁目にある百貨店ニュース社 (小説の主人公が勤める会社) はほとんど八丁目のはずれにあってあと五十メートルほど行くと新橋になった。 わずか五十メートルでも銀座と新橋というのは街並みやその雰囲気およびたたずまいといったものに随分違いがあった。 新橋側から新橋センター (銀座ナインの旧称・昭和60年改称) を通り抜けると、どぉーんときらびやかにひろがる花の銀座を前に「 ナメられないようにしよう 」という思いを含めてかなり気持ちのあちこちが緊張するものだし、その逆を行くと一転して下町のような新橋界隈の雑踏を前に「 銀座から行くんだからな。 銀座ナンダカンナ 」と今度は反対に大そうな気分になるのだった。』

 この小説は、朝日新聞朝刊に1989年 (平成元年) 11月より連載が始まりました。 その内容は、作者自身が作家としては売れなかった業界新聞記者時代を舞台としていますが、日本全体は高度成長の真っ只中であった昭和40年代半ばを背景としています。爾来50年を経過しましたが、銀座と新橋との相異にする雰囲気は往時を色濃く残しています。

 東京という大海原に育った「 銀座 」という珊瑚礁、その珊瑚礁を形成する一つのサンゴであると「 銀座ナイン 」を位置づけ、そのサンゴをより光り輝かせる努力をしてゆくことが肝要であると考えております。

■ 経営に対する基本方針 ― Together Tomorrow ―

 私ども会社の経営に対する理念は、「 Together Tomorrow … 明日に向かってご一緒に、夢・努力・感謝、そして一歩前へ 」であり、その行動指針は「 明るく・元気に 」であります。これらモットーのうち、どれを一番重要視しているかといいますと、それは「 感謝 」であります。「 銀座ナインSC 」を構築する4者、すなわち、ディベロッパーである私ども会社経営者と社員、お客様をお迎えするテナントオーナーとその従業員、皆一人一人が夢と希望をもって、常に感謝を念頭に一歩一歩前進すれば道が開け、希望に満ちた世界が更に広がることと信じています。

 バブル経済の崩壊・リーマンショック・東日本大震災・コロナ禍と、不思議にして一定の周期で大きなうねりに遭遇しますが、どんな波がこようと「 銀座ナイン 」は前を向いて進んでまいります。